窪田望 個展「Echoes of Unseen」

【一般公開資料】


展覧会概要

展覧会名:窪田望 個展「Echoes of Unseen
会場:東京藝術大学上野キャンパス 美術学部中央棟一階第一講義室前
会期:20241024()1210()
主催:東京藝術大学社会連携センター 芸術未来研究所 アート×ビジネス領域
協力:東京藝術大学附属図書館

窪田望様による、東京藝術大学附属図書館で芸大生が実際に返却した書籍のタイトルを素材としたサウンドインスタレーション作品。
図書館の書籍タイトルをAIの合成音声で囁き声に変換した上で、超指向性スピーカーを用いて特定の空間でのみ書籍タイトルが降ってくるような音響空間を創出。
視覚要素として、返却された書籍の写真をデジタルコラージュし、防音パネルに特殊印刷を施している。

主催者プロフィール

窪田望 様

米国NY州生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。15歳の時に初めてプログラミング開発を行い、ユーザージェネレーテッドメディアを構築。
大学在学中の19歳の時に起業し、現在17年目。
東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻グローバル消費インテリジェンス寄附講座 / 松尾研究室(GCI 2019 Winter)を修了。
米国マサチューセッツ工科大学のビジネススクールであるMIT スローン経営⼤学院で「Artificial Intelligence: Implications for Business Strategy」を修了。
2019年、2020年には37000名の中から日本一のウェブ解析士(Best of the Best)として2年連続で選出。

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設置事例

ゲストが作品の前で立ち止まると、天井に設置された「audfly B21台、「audfly mini2台からの音が聞こえるようになる。
作品は、中央棟のエントランスという比較的開けた場所に展示されているものの、超指向性スピーカーを使用しているため、その作品を鑑賞しているゲスト以外に音が届くことはない。
また、スピーカーから流れる音源には敢えて囁き声が使用されている。近くに人がいない状態で「囁き声」が聞こえることは通常あり得ないが、距離減衰が極端に少ない超指向性スピーカーの特性を活かし、聞こえるはずのない囁き声がすぐ耳元で聞こえる、という驚きをゲストへ与えることができる。

作品全景。天井に超指向性スピーカー「audfly B2」が設置されているのがわかる。作品を見るために近付くと、ちょうど指向性の範囲内に誘われるようになっている。

作品自体が防音パネルに印刷されているため、超指向性スピーカーから流れる音を吸音し、反射音を抑えることが可能になっている。

少し離れた天井に「audfly mini」が設置されている。

参考動画

施工先
イベント
使用用途
映像音声

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